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父親たちの星条旗のGのレビュー・感想・評価

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)
4.9
鑑賞してから相当な時間が経つが、主人公の顔が思い出せない。しかし、印象的なショットはいくつも覚えている。主人公はあくまで”無記名の男性”の立場に追いやられ、その存在は”普通のアメリカ人”に埋没していく。あまりにも有名な写真に表象されるアメリカ人像は、戦争を前にした我々を失語状態へと追いやるのだ。
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