イーストウッドの何がすごいって、２作を通してどっちにも肩入れしてないところやと思う。この2作を見て、この作品は完成すると思う。
硫黄島見たのは小学生くらいやったけど、アメリカ人監督が作ったと思わんかったし、この作品も、決してアメリカがすごかったって描かれてないところがすごい
戦争が悪であって、人を殺すのも自分が生きるためであって。
こんなに残酷な行為って他にないと思う。悪気あって殺したいわけじゃないのに殺さないといけない空間を作り出すことが間違い。これが当たり前やのに未だに続いてるのが本当に悲しい。
何が残念かというと、日本では硫黄島からの手紙だけが配信されてたり、テレビで終戦記念日に放送されてたりと、こっちの作品を映すことが少ないこと。多分アメリカでも同様かな、と思ったり。
