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アマデウス ディレクターズ・カットのTPのレビュー・感想・評価

3.5
★1989年に続き2回目の鑑賞★

 ブロードウェイの舞台「アマデウス」の映画化作品なので、ほぼ史実とは異なる内容。
 サリエリ、モーツアルトの生涯はかなり脚色されているので、当時の二人の関係を深掘りし、史実を追求したというよりも、二人ともかなりデフォルメされ、舞台的効果を狙った演出過多のエンタテイメント映画という趣が強い。なのであまり物語の深層に触れることはできないというのが正直な感想。

 35年前は通常版だったが、今回は20分長い180分のディレクターズ・カット版を鑑賞。
 モーツアルトの音楽が好きで精通している人には見応えがあるかもしれないが、そうでない私にはさすがに長く感じてしまう。
 1回目の時は史実に基づいていることを前提に観ていたが実際は超有名人をデフォルメして描いていること、元々コスチューム物の映画が好きではないということもあり、評価は初見時の5から大幅に下がることになる。
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