ヒュージャックマン版がとても好きですが、リーアムニーソン版も良かったです。こちらのほうが、より静かに丁寧に描かれていました。ジャンバルジャンとジャベールを軸とした、しっとりとした世界観。色々と詰め込まれたヒュージャックマン版とはちがい、ワンシーンごとに集中して、思いを巡らせながら落ち着いて楽しめました。うん!とても満足!
ただやはり、音楽がよりその壮大な世界観を造りあげていたヒュージャックマン版のほうが、わたしは好みでした。あと、ジャンバルジャンがマリウスに過去を告白してから、ジャンバルジャンが神に召されて神の国で「民衆の歌」が大合唱されるまでの、あのラストの流れにとてつもなく感動した私にとっては、リーアムニーソン版のラストは「あれ?終わっちゃった…」となりました。少し物足りなかったかな。
それでもやはり、こちらにはこちらの良さがあり、より静かで味わい深い作品でした。結論、どちらもそれぞれ素晴らしかった!ジャンバルジャンの慈悲深い姿も、やはり、大変素晴らしかったです!ヒュージャックマン演じるジャンバルジャンも、リーアムニーソン演じるジャンバルジャンも、どちらもとても素敵でした!