2021/05/28
監督レニー・ハーリン
ジーナ・デイヴィス
マシュー・モディーン
【5分に一度、罠がある】
海賊船長であった父を殺された主人公の娘が、財宝が眠るとされる伝説の島を巡って、父の仇達と闘いを繰り広げる様を描くアクションアドベンチャー。
L・ハーリン監督×G・デイヴィスでもう一本。
当時、大作を次々に撮っていたハーリン監督が、これでもかのド派手演出で作りあげた作品、残念ながら前作「クリフハンガー」の様な緊張感がなく、ドラマ部分とアクション両方が盛り上がりにかけ、途中飽きてしまった記憶がある。
期待しすぎてハードルが上がり過ぎた分、落胆も大きく、莫大な製作費に対してギネス級の大赤字を出すという不名誉な記録を作る事になってしまった。
それでもG・デイヴィスの体当たりアクションは見応えあり、クライマックスの海賊船同士の激突、大爆破は当時としてド級のスペクタクルシーン、CGが今ほど進んでいなかった時代だからこそ本物の様な迫力は見事だった一本です。
鑑賞日1995年 劇場にて