中津

悪夢探偵の中津のレビュー・感想・評価

悪夢探偵(2006年製作の映画)
1.0
初っ端の髪の毛のシーンや、机の下から這い出てくる白い手に「ちくしょうホラーか!!!ジャンルちゃんと見るべきだった!!怖い!!!!」と思ってたんですが、追われるところ以外怖くないです。

というか追われるところ以外ほぼ全身が映ってるところがなく、どこで何してんだとか、いつの間にでてきた!?とか色々と突っ込みたいところが山ほどありました。
意味深に夢の中のヒロインはボサボサ頭に変なワンピース着てますが、内容には全然関係ないです。
途中で挟み込まれるヒロインの思い出(?)で、明かされるのかと思いきや全然そんなことないです。なぜ着替えた。

というかもう、ヒロインこいつまじで何してんの?って感じです。
同僚が死ぬシーンがあるんですが、現実世界に残ったはずのヒロインは同僚が割ったビール瓶(出所不明)で自殺をするのを止められたはずなのに、自分を何度か刺すまで放置。
「夢に入るのは嫌です、死にたいけど人の夢の中じゃ嫌だ」という影沼の目の前で、殺人犯に電話し、影沼が逃げられない状況を作る。
「私は人の本心が見たいな」と、本心が見えて苦しんでる本人に言うし「人の本心見えてもろくなことがないですよ」と本人がいうのに「そんなことないです、絶対」とかぬかす。
あと滑舌がちょいちょい悪い。「私の心をのぞかないで」って言ってるシーンがどうしたって「私しのこkろをのそkなぁd」と聞こえる。なんて????

松田龍平目当てに見たので、軽傷で済んでる感じはあります。松田龍平が好きなら見てみるべきです。
寝てるシーンがとても可愛かった。
中津

中津