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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまでのrenのレビュー・感想・評価

4.6
空虚

1950年代のアメリカ。フランクとエイプリルは、子供にも恵まれ幸せに暮らしていた。郊外の「レボリューショナリー・ロード」と呼ばれる通りに面した庭付きの一軒家、都会の大企業への電車通勤、週末のリゾートへの小旅行。2人は円満な夫婦であり、みんなからは特別な夫婦として扱われていた。そんなある日、妻エイプリルがある夢をフランクに話す。。

すごく胸が苦しかったです。実際、愛があって結婚して毎日変化のない日々が続いて愛が薄れてくなら、変化も求め子供や環境を変えていかなくてはいけないのですかね。自分がやりたいことが幸せ?愛してる人と結婚して、子供を産み、田舎の街で育てるなんて幸せで特別ですよね。周りが見えなくなり感情的になるのも本当に怖いことだと思いました。ですが、自分達は幸福夫婦と周りから言われ続ける評判は人間なら誰でも周りの意見を聞いてしまいますよね。ラストのシーンもありましたが、エイプリルは相当抱えてたと思いました。その理解者もちゃんといるし、批判者もいる、
難しい世界ですよね。愛のあり方、愛があるから家族がある、愛なしでは家族は幻覚家族になってしまいます。この映画は喧嘩も相当多いですし、考えさせられる物語です。タイタニックぶりの共演は素晴らしかったです。素晴らしい映画でした。
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