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マリー・アントワネットのpikoのレビュー・感想・評価

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)
3.7
まず衣装や美術、細かい小道具にまで至るまで色彩豊かでお洒落。マリー・アントワネットをあくまで普通の少女として描いたのがソフィアの狙いなのか、私たちでも共感しやすい内容となっている。嫌いな人は無視するし、たまには図に乗るし、イケメンと恋に落ちる。ふつうの女の子。女性の監督だからって女性を強く描いたりしない。台詞を極力除いて画や表情で、言葉で表せない感情を示唆する辺りもソフィア・コッポラらしく巧い。
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