フラン

ユキとニナのフランのレビュー・感想・評価

ユキとニナ(2009年製作の映画)
2.5
諏訪監督の作品です。
フランスで撮影を行う事で雰囲気も良く静かな変化でもドラマチックに感じます。
街並みと少女達(ユキとニナ)の関係が美しいと思わされました。
フランス語と日本語が混じっていてグローバルな国際結婚のリアリティーを感じました。


しかし
日本で同じ脚本で撮影していたら見向きもされていなかったのではないしょうか。
悪くは無いんです。
ただ良くも無いです。
見る人によってはこの映画の雰囲気で高評価を付けてしまうかなと思います。
僕はこういう作品に対して評価付けるのはとても難しいと思っています。
お金が掛かった作品より優れているか微妙な時にこちらの評価を上にして良いものなのか。
貶している、貶されいるA級映画は何だかんだ言ってA級です。
これは紛れもない事実で観客が好き嫌いなどの価値観でそうさせられている。
お金が掛かってない映画がそれより優れている点は
「設定(アイディア)」=「脚本」「演出」 「音楽」>「役者」くらいしかないと思います。
*ヌーヴェルバーグに関して例外で


この映画はとある場面を切り取った作品で「共感」や「感動」
を刺激させられたかだと思います。
そこは子供を効果的に使い観客を刺激しています。
けど
もう独り言は終わりにします...。
フラン

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