映画なんて見ないよ

御法度の映画なんて見ないよのレビュー・感想・評価

御法度(1999年製作の映画)
2.9
想像より鮮明な映像でびっくりした。
松田龍平のあどけない笑顔と眼光の鋭さのギャップが良かった。新撰組内を混乱に巻き込む危うい妖艶さが美しすぎるし、ラスト北野武が満開の桜の木を切るシーンが全部を語っていた。何とは言及しなくても、綺麗に締めくくってた。

たけしの心の声だけ流すのが面白い。全部にやったらコミカルになっちゃうし、そもそも惣三郎の心の声なんて聞けたらこの話は終わっちゃうわけで。

坂本龍一の曲も素敵だった。エンドロールで菅田さんいたけど気が付かなかったな。