スコット

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団のスコットのレビュー・感想・評価

1.9
やっぱハリーって守られすぎてるよね。失敗をしても、ただ”しまった!”という表情だけで特に反省もせず、お偉いさんや周りの大人たちからの特別扱いでいつも難を逃れてる。

それに、登場人物たちが名言っぽく言ってるセリフも、なんだか使い古されたようなものばかりで感動できない。だいぶ浮き気味なハリーの恋愛描写もいるか?(前作でもあったけど、強引にねじ込んできた感が)

ストーリーもなかなか進行しないし、ハリーポッターシリーズは後になればなるほどどんどんつまらなくなってる。最初のころの、ドキドキやワクワクするファンタジー要素はもはや消え失せ、ただ暗すぎて重すぎる安い人間ドラマを惰性で見せられている。

この作品を一文で言うなら、”かなりの危機的状況にも関わらず、恋愛や友情にうつつを抜かした子供達と、ヒステリックでバカすぎる大人達との闘いを描いた、暗くて重い雰囲気の安っぽい青春ドラマ”である。
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