このレビューはネタバレを含みます
「俺たちに明日はない」アーサーペン監督が描く、クローズドサークルものサスペンス。
TUTAYA発掘良品に取り上げられていたので、鑑賞。なかなか面白かった。
クルーズドサークルものながら、閉じ込めてるほうが足の悪い爺さんとちょっと使えない弱そうな執事、電話もできたり、警察も来たりと簡単に脱出可能に見える。
だけどなかなか脱出させてもらえないところに、この映画の面白さがあった。
また、自力で真相を暴いていくのではなく、閉じ込めてる張本人から聞かされたりしておもしろい。
鏡の使い方や、心拍数と連動しているピアノ、金魚など小物の使い方もよかった。
カメラ演出もよかった。意識がもうろうとしている状態で、部屋を一周見まわしてからの・・死体!!
旦那さんが最後のドッキリ発動要因なのも面白い。
精神科医の爺さん、ヤン・ルーベスってもと歌手なんやね(wikipediaより)。いい演技してたな。
メアリー・スティーンバージェンも一人三役お疲れ様。
一個前に見た「間違えられた男」もそうだったけど、他人に顔が似てるとろくなことが起きないね~
2013/05/16