ぴょん

ナイトメアー・ビフォア・クリスマスのぴょんのレビュー・感想・評価

5.0
Blu-rayもサントラも持っている大好きな作品。ストーリーとかというより、映像作品として大好き。ハロウィンにもクリスマスにも観たくなる。なんか説明できないけどめっちゃ好きな映画です。
初めにジャックが1人で歌い、足場?何?渦巻く崖?みたいなところがくるくる伸びていくシーンがロマンチックで素敵。サリーと同じように「はあ…ジャック…」と見惚れる。
ハロウィンタウンの不気味で個性的な住人達と彩度の低い世界。クリスマスタウンのふくふくと幸せそうな頰をした住人達と暖かく鮮やかな街。この2つの世界を実体で作り上げたことが凄すぎる。クリスマスタウン、ジャックが「何これ!!欲しい!!」と思ってしまうのも納得の素敵でかわいい世界です。

ハロウィンタウンのキャラクターたちは数がめちゃくちゃ多くて、体から液体が滴るゾンビみたいなのとか魔女とかマトリョーシカみたいな紳士とか色々。とにかく同じようなキャラクターがいない。表情も動きもくるくる変わる。みんななんかおかしくて不気味だけれど魅力的です。
この全てのキャラクターを作り上げ動かしたオープニングやタウンミーティングの場面はもうため息が出ます。そら制作期間3年かかるわ。1分撮るのに1時間かかるわ。

ダニーエルフマンの音楽も最高。
特に好きなのはWhat's this?とKidnap the Sandy ClawsとOogie Boogie's Song
どれも映像も相まって釘付けになってしまうし気付けば口ずさんでいる。それぞれ全部歌うの難しいけど。

個人的にBlu-rayのメニュー画面や一時停止した時の、あの、YouTubeとかで下に出る今この辺ですよっていうバーみたいなのとか、仕様がとにかく好き。特典映像も盛りだくさんなので好きな方は是非レンタルとかしてみて下さい。
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