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四月物語のkahoのレビュー・感想・評価

四月物語(1998年製作の映画)
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四月の心情そのものがひとつの作品になっていて、ただただ、寂しくて桜色の靄がかかっていて綺麗だった。

釣りサークルの友達に付き合わされてる(利用されてる?)感じが怖いし話し方とか強引なところがちょっと苦手だった。ものごとをハッキリ言えない卯月の気持ちもわかるが。
はやく卯月が心を開けるような友達や知人ができて欲しいと願っていたら山崎先輩の登場でホッとしたし傘を貸してくれたおじさんや卯月の寂しさとかを汲み取ってくれた隣人の方とかいい人もいるよね〜。その先の東京生活、もっとたくさんのものや人と触れ合って自分の居場所を見つけて欲しい。山崎先輩から借りたボロボロの赤い傘がどうなったのか想像するのが楽しい。
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