四月物語のAkiraNishimuraのレビュー・感想・評価

音楽、映像どれも素晴らしい。四月、新生活に吹く爽やかな風の様な登場人物達が織りなす清々しいヒューマンストーリー。卯月が自己紹介で大学の志望動機に言葉詰まった理由、何度も同じ本屋に通う理由。時系列を遡り少しずつ紐解かれる様子にワクワクする。20代の松たか子の演技が光るのはもちろん田辺誠一、津田寛治の好演も見所。また家族役として実の家族の松本幸四郎、藤間紀子、市川染五郎なども出てくるのはクスりと笑える。