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わが青春に悔なしのsmkのレビュー・感想・評価

わが青春に悔なし(1946年製作の映画)
3.7
黒澤作品はこれが、2本目だった。
原節子の美しさと気持ち悪さ、
それは白黒で音声が聞き取りにくいとかイントネーションが慣れないから?
仕草や感情表現が現代と少し違うから?
その時代を生きた人にしか魅力は分からないのかもしれない。

自分と同い年くらいの幸枝はんの台詞は
やたらグサグサ刺してくる。
自由の裏に有るもの、
自分がいまここにある背景、
命をかけることができる仕事とは、
省みて悔いのない生活とは、
問いかけに耳が痛い。

戦後、GHQが民主化推進のために民主的風潮を助長する映画製作を奨励した背景があるらしい。
難しいなぁ。
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