わが青春に悔なしの作品情報・感想・評価・動画配信

『わが青春に悔なし』に投稿された感想・評価

okd

okdの感想・評価

4.0

黒澤明が戦後直後に撮った映画。授業中に見た。野毛と糸川の二項対立を軸に話が展開する。野毛みたいに生きろっていうメッセージを込めた作品のはずだけど個人的には糸川みたいな人間的な人間の方に共感しながら観…

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台詞がよく聞こえないし、キャスティングもイマイチ。原節子の母親が三好栄子で憧れの人が藤田進って、戦後間もないから役者がいなかったのだろうか。

原節子が強そう。お淑やかな役より似合うと思う。

実際に会った事件により、いくつもの試練が主人公の前に立ち塞がります。それでも、強く生きた幸枝(原節子)に脱帽。

最初は野毛の事が好きな女性かと思いましたが、彼女自身何か自分のすることを求めていまし…

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Supernova

Supernovaの感想・評価

1.7

前半はメンヘラ原節子。後半もある意味でやばい女。

こうも露骨にプロパガンダだと息が詰まる。思想も内容も刺々しくて話が飲み込めんわ。そして他の人のレビュー読んだら案の定GHQが介入してましたか。これ…

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結構、激しいお話でしたね。
21年10月公開、GHQの意向か反映されているんだろうし、黒沢としても、戦争中の後悔があったろうしね。
小津以前の原節子貴重です。

ラストの畦道バックにのるタイトルが、とても説得力を持っていてかっこよかったです。

タイトルってここで出すのが正解なんだな、本来。

村八分のサイレントの印象づけが執拗で凄かった。表層的なバランスを…

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U次。24-9。この映画を見なければ思ったのはヴィスコンティの『夏の嵐』(1954)のなかのハイネの詩がきっかけ。

ヴィスコンティの映画に引用されたのはハイネの『歌の本』のなかの「抒情挿曲」の32…

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原節子の狂気じみた演技は見どころだとは思うけど、いかんせんストーリーが暗い。そして長い。

時節柄、何か訴えていかねばという時代だったのだろうけど、今の時代からするとあえて見ようとするには、少々つらい。

顧みて悔いのない生活…
黒澤映画は最後に残るこれってセリフが必ず1つあるからいいなぁ
小川を渡った昔を思い出して今と決定的に変わった自分を幸枝が実感するところが本当に素晴らしかったし、『わが青春に悔…

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すえ

すえの感想・評価

4.3

記録

「ゾルゲ事件の尾崎秀夫をモデルにその残された夫人の話を書いたものです。久坂栄二郎のシナリオはよかったな。この映画は、僕の作品には珍しく女が主人公になっているんだけれど、やっぱり普通のタイプの…

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