満州事変前から戦後までの主人公の人生を描く。
黒澤が女性を主人公に据えて撮った、たった二本の中の一本。主人公は代表作『晩春』の3年前の原節子が演じる。
黒澤明戦後一発目、原節子の評価復帰…
セリフ回し、カットや、ピアノから川で手を遊ばせてるオーバーラップはイカしてた
原節子があんまりだったかもしれない説ある
主人公の動機が見えてこないのも刺さらず
なんか最後も気持ちよく終わっとけば…
終戦直後の映画。『一番美しく』とはまた真逆のテーマ。GHQ支配のもと民主主義啓蒙としてつくられた。
なんといっても原節子の芝居が素晴らしい。
ワンカット目から明るく健気で純粋な女の子が描かれていた…
後半からよしえさんが覚醒してどんどん強くなる。
村八分にされても堂々と田植えしてるの強すぎる。
京大事件の滝川幸辰とゾルゲ事件の尾崎秀実を題材としてるようだけど、なんのこっちゃか、さっぱりわからん…
黒澤明✖︎原節子
小津安二郎映画に出てくる原節子とは、まるで違うので、そこが見どころ
スパイ容疑がかけられた夫:野毛と幸枝(原節子)の学生時代から終戦に至るまでの怒涛の半生
実際の事件がベースだが…