わが青春に悔なしの作品情報・感想・評価

「わが青春に悔なし」に投稿された感想・評価

Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

2.5
「わが青春に悔いなし」
本作は憎っくきGHQが強く勧めた民主主義映画の一つで反戦色が凄じく感じる昭和21年に原節子主演に迎えキネマ旬報ベスト2位に輝いた黒澤に珍しい女性主演の青春映画で今でこそ女尊男卑と言われつつある世の中だが本作の自立した女性の清々しい姿は現代にも通用すると感じた作品
yuma

yumaの感想・評価

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情緒不安定な原節子度100%
顔の力、すごい!!!
そして安定のおじぎの柔らかさ🚼
鼻につくしゃべり方がクセになる、、、
原節子さんの凄み。エレガントな美しさばかりが注目される彼女のあらゆる魅力が堪能できる作品だった。
R

Rの感想・評価

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少なからず政治の絡んだ背景を持つ映画なので点数をつけるのは難しい。

ただ、原節子の演技には小津安二郎作品のそれの時よりもエネルギーを感じたし、
これを見れば
日本が立て直しを図る上で、映画そのものが歯車の重要な一部を担っていたということも分かる。

そして何よりタイトルがいい。
1980年3月9日、並木座で鑑賞。(2本立て) 

軍部の思想弾圧によって大学を追われた教授とその娘(原節子)の物語。 
原節子は、あくまで自分の信念を貫いて生きていく。この姿が力強い。他の人々から嫌がらせを受けてもメゲずに頑張る姿が、印象的である。 

ただ、自分としては、こうした信念的映画を観た後は、「こういう人たちもいるよな」という気持ちであり、作品にのめりこむことは難しい。特に、映画が発するメッセージに同調できない(共感できない)場合は、特にそうだ。 

いつだったか忘れたが、以前、NHKが『カラーで見る昭和の風景』といった映像を集めて放映したことがあったが、そのカラーフィルムの中に、この映画「わが青春に悔いなし」のカラー映像によるメイキング映像があった。 
緑色に輝く草原で原節子が過ごす場面であったが、このカラー映像が美しかった。 
この映画自体はモノクロであるが、カラー映像で垣間見た原節子の美しさは感激ものであった。
Piccolo

Piccoloの感想・評価

4.2
久々の黒澤映画です。

以前、壮絶な睡魔との闘いに敗れて断念した本作。
再度、挑戦することに。またもや睡魔との闘いが始まりそうでしたが、中盤ある事件が起こることで、物語が思わぬ方向に向かいます。
そこからは目が完全に覚め画面にくぎづけとなっていました。
前半で視聴をやめた自分がおろかでした。

なにより、主演女優さんが素晴らしいです。前半と後半では、まったく表情が違います。本当に同じ人間なのかと思うほど顔が違います。これには驚きました。

自分は歴史に疎いため、難しかったですがそれでも中盤以降がすごすぎるので黒澤映画恐るべきです。

主人公のように強く生きねば。まさにわが青春に悔いなしです。
自分は悔いばかりですが・・・・

セリフが聞き取りづらいので、字幕での視聴がおすすめです。

また、黒澤映画は、まだ観ていないのが結構あるので、いつかは全て制覇したいです。NHKさんお願いします。笑

NHK BSプレミアム 
てぃだ

てぃだの感想・評価

3.8
 とにかく原節子が圧巻。彼女の魅力を最大限まで引き出したのは小津安二郎だと勝手に思い込んでいたけどもそうでもなかったまさかの黒澤明だった・・という気分。特に前半の「あたしに頭下げなさい‼」みたいなこと言う場面あたりの表情に鳥肌。ひたすらに逞しく土を耕し続ける人間の姿にもただ涙
寿都

寿都の感想・評価

4.8
若い女性版の【生きる】。
確固たる信念を手にした人の「なんでもかかってこいや」という気概を、原節子が見事に表情とオーラで出してた。真に正しいことをしている、という自信のある人間が最も幸福なのだろう。
幸枝と野毛の告白シーンと、その後の束の間の蜜月にはキュンキュンキューン
原節子、演技上手すぎだなー。
世界のクロサワです。セリフが何言ってるかわからない。日本が戦争中の物語で、戦後まもなく公開された。歴史の資料映像を見てる気分。全体的に映像が不気味だった。主人公 原節子が何考えてるか理解できなかった。わが青春って感じはしない。
菩薩

菩薩の感想・評価

3.5
青春にも全人生にも悔いしかない、省みて悔いのある生活しかして来ていない俺に何が言えようとは思うが、冒頭の白シャツで胸を突き出しながら全力疾走する原節子、そして昨今はやりのニット着衣により強調された胸部、これはもう原節子の表情を楽しむ映画ではなくその元祖隠れ巨乳ぶりを楽しむための映画ではないのか、たぶん違うけど。大和撫子七変化よろしくコロコロと着せ替え人形の様に、そしてアシュラマンの如く表情を変え続ける原節子、さっきまでニコニコと笑みを浮かべていたかと思えば、次の瞬間膝から崩れ落ちんばかりの落胆、情緒が不安定すぎて怖い。極め付けは墓参りに来た糸川を追い返す際の不敵な笑み、サイコパスが過ぎる。安定と冒険、人間はどうしてこうも冒険の方を選択しがちなのだろうか。とは言え「戦争反対」こそ罪とされた時代、ますますそんな時代の残り香が漂いはじめた昨今、必死に植え続けて来た平和への苗が、世に蔓延る無法者達によって引っこ抜かれ荒らされる事無き様願わずにはいられない。一瞬小津っぽいショット(カメラ位置は普通だけど)があって笑う。泥にまみれても節子。
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