としや

マッドマックス2のとしやのレビュー・感想・評価

マッドマックス2(1981年製作の映画)
3.3
2度目の視聴
1度目はいつ見たか覚えてない
その時はただの血生臭いアクション映画といった(Filmarksのレビューにも残ってないくらい)薄い印象しかもたなかったかな

今回感じたことは、いくら行動や言動がぶっきらぼうで乱暴でも性根が良く正しい行動をする人に人は心を開くということ

プロペラキャプテン、製油所のリーダー、ブーメランキッド、どの登場人物も最初は主人公に敵意を向けていたけど、主人公の行動力と有言実行できる能力に次第に心惹かれていき、主人公のピンチには自分の身を投げ打ってででも助けようとする

この映画ではそこまで教訓めいた言及はされていないけど(あえてしていないとも思うが)、捉え方次第で(主人公と重ね合わせた)自分にも、身の回りの人々(映画では主人公に関わる全ての人)にも大きな変化があるように思う

最後にふと最近よく聴く藤井風の「帰ろう」の歌詞が頭に浮かんだ

あなたは夕日に溶けて
私は夜明けに消えて
もう二度と交わらないのなら
それが運命だね

あなたは灯ともして
私は光求めて
怖くはない失うものなどない
最初から何も持ってない


何となくこの映画とリンクするものを感じた
としや

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