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サルバドールの朝のkazuminのレビュー・感想・評価

サルバドールの朝(2006年製作の映画)
3.8
フランコ独裁政権のスペインで実際にあった事件。
反政府主義活動を行い警察にマークされ自己防衛のために警官を殺してしまった罪で捕まる青年。
たった40年前にスペインがこんな状態だったとは知らなかった。学校で勉強したのかもしれないけど忘れてた。拷問器具で死刑にされる過去がつい最近だったとは。
映像はとにかくキレイで、70年代の雰囲気を感じるし色使いが何とも。主人公を演じたダニエル・ブリョールもすごく良かった。
赤いバラの花びらが散った道に雨が降り注ぐシーンはため息でるくらい美しいのと同時に一層何とも言えない気持ちにさせる。
(DVD)
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