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コンスタンティンのプログレのレビュー・感想・評価

コンスタンティン(2005年製作の映画)
4.0
【口寂しさ】
一貫して「口寂しい」映画。
主人公コンスタンティンが肺がんでも喫煙し続けるヘビースモーカーなんだけど、タバコはスパスパ吸うのにヒロインとはキスしそうで最後までキスしない!
別れ際もキスせず、その代わりにヒロインが去った後ガムを口に放り込んでエンディング。
すごいこだわりを感じる。
主人公がタバコに依存していることと漠然とした口寂しさを感じていることを示す演出で、これはCMの手法ですね。
咳止めシロップをカップ酒のようにグビグビ飲むのも面白い。

ただこの演出が心憎いわりにあんまり印象的ではなかったというか、
観客から見たらアクションに埋もれて映画の中で目立ってなかったのではと思われるのが残念。

【追記:なぜボウリング場の裏なのか】
『ボウリング・フォー・コロンバイン』を見て、
ボウリング場の裏にアジト(工房?)がある協力者がいた理由がわかった。
ボウリング場は地方の寂れたコミュニティで、その裏側で働く白人男性が黒魔術に使う虫を飼っている、というイメージ
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