らんでぃ

プレイス・イン・ザ・ハートのらんでぃのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

1935年、突然保安官の夫を亡くしたエドナと2人の子供のもとに仕事を探していた黒人モーゼスと盲目の青年ウィルが訪ねてくる話。
こういう小さい町の小さな話は好き。勿論エドナにとっては生きるか死ぬかの大きな問題なんだけどそういうところも含めて。エドナが段々とたくましくなっていく過程が良い。少し考えが甘いというか行き当たりばったりな部分もあるけど、そこを補う周りの人間の優しさがまたいいね。エドナに限らずみんな完璧な人間ではない。静かにだけどそんな登場人物達それぞれが少しずつ変化していく姿がしっかりと描かれていた。不倫の話はちょっと余計だった気もするけど…まぁそこも許しに繋がるのかな…。ウィルがエドナの顔だちを訪ねるシーンはいいなぁ。残念ながらこの時代、土地柄ゆえにやっぱり起きる黒人差別が悲しみを生んでしまうんだけどね…。一部の人達なんだろうけどなー。素朴な風景は心癒される。ラストシーンのような世界になればいいのにね。
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