足らんティーノ

ボクシング・ヘレナの足らんティーノのレビュー・感想・評価

ボクシング・ヘレナ(1993年製作の映画)
3.8
800Mark
デヴィッド・リンチの娘ジェニファー・リンチの初監督作品。
DVD化されていないのでVHSで鑑賞。

自分に興味を示さない母親への反動から、愛することに臆病になってしまったイケメン外科医。

愛のような自慰。
ただ、ニコラスにとって欠損は目的ではなく手段なので、自慰のような愛なのかも。
ずっとその境界線をいってる、愛という自己満足の究極の形。

シェリリン・フェンの魔性の女っぷり。

〈備考〉
マドンナは本作への出演を拒否して『BODY/ボディ』に出演、次にオファーされたキム・ベイシンガーは途中降板し、最終的にシェリリン・フェンが出演した。なお、ベイシンガーは本作を途中降板したことにより訴えられ、740万ドルの損害賠償金を支払い、破産した。
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