ロボトミー

アルカトラズからの脱出のロボトミーのレビュー・感想・評価

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)
3.5
いわゆる刑務所脱出もの。
アメリカの刑務所っていうのはビジュアル的に格好良いので、アルカトラズとはいかほどのものかと借りてみました。
それぞれの登場人物もキャラが立っててよいのですが、クリント・イーストウッドが優等生(知能指数が高いという設定ですが)に見えて「犯罪者」っていうバックボーンが薄く見えるんですね。特に思い入れが沸くわけでもなく、淡々と脱出までの準備をしていく映画なので、ある意味そこは正しいのかもしれない。ですが脱出ものだとやはり「ショーシャンクの空に」のほうが好きですね。アルカトラズは比較的短期間の準備ですが、ショーシャンクは脱出までに途方もない年月かかってますし、後味も後者のほうが圧倒的によいです。どうしても夜間の脱出劇なので後半の画が暗く、なにしてるかよくわからないところも少なくなかったです。特に主役がクリント・イーストウッドじゃなくてもよかった映画。
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