彗

フローズン・リバーの彗のレビュー・感想・評価

フローズン・リバー(2008年製作の映画)
3.5
冬の凍った川のように厳しい現実を生きる主人公たちのシスターフッド物語。主人公は貧困の被害者だけれど、人種的に見れば「白人」だし強者で、ちゃんと人種差別の愚かさも描いている。派手さはなく綺麗事もないけれど、爽やかな後味が残る作品。
似たようなテーマを扱った『ウィンターズ・ボーン』よりは好みかな。

モホーク族のライラ役の女優さんは亡くなってたんですね。
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