けんけん

ルディ/涙のウイニング・ランのけんけんのレビュー・感想・評価

4.0
この映画の主人公ルディは、身長160㎝体重50kgとアメフト選手としては小柄で体格に恵まれていませんでいた。パワーも運動神経もありません。しかし彼には人には負けない熱意と努力そして何よりアメフトが大好きで名門ノートルダム大学のアメフト部に憧れる夢がありました。
彼の親友ピートが工場の爆発事故で亡くなる場面は衝撃的でした。ピートは彼の誕生日にはノートルダム大学のスタジアムジャンパーをプレゼントしてくれたり、彼の夢をけなす兄とケンカしたりいつも彼の夢を応援してくれる良き理解者でした。
憧れであったノートルダム大学の最後の編入試験にやっと合格しトライアウトでもあきらめず頑張りますがチームメイトの中にはそんなに頑張ってもレギュラーにはなれない、自分はチームに名前があり親からお金が貰えたらそれだけでいいというものいます。そんな気持ちでやってルディに勝てるわけないだろう!と少し腹立たしくおもいましたが、ルディも熱意だけではどうにもならない体格差と能力のなさを痛感してして卒業が迫ってきても試合に出してもらえない事で諦めようとします。そこで整備のおじさんから「ここでやめたら一生後悔する」ととても重い言葉を聞かされます。
最後はルディの熱意と思いに突き動かされ試合でルディ!ルディ!と、、、
この主人公のルディは自分とも少し境遇の似ているところがあったので共感できる映画でした。頭の悪さも似ていて。
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