お互いを思いながらなかなか結ばれない一組の男女の23年間が、それぞれの7月15日だけを切り取って描かれています。出会いがあって、1年後こうなって、また1年後…というふうにわりとテンポ良く進みます。すれ違ったりかみあわなかったり、とにかく二人のタイミングの悪さにイライラさせられるけど。もっと頑張って素直になって！と応援するような気持ちで見ました。
真面目で地味な女の子が少しずつ夢を叶えながら美しく輝いていくのに対して、男性のほうはイケてる系からみるみる転落してって人生にくたびれた感じになるのですが。それでも本当に大事なことに気づいた彼の顔はとてもステキに見えました。(同じ人？ってくらい顔つきが変わって凄いです。不自然な若作り～不自然な老けメイク、ではなく。自然に歳を重ねた雰囲気で。)だから終盤あんなふうにしてほしくなかったな…かなり唐突で。そこだけが残念すぎるのでたぶんもう見ない…
