すれ違う男女の人生を描いた作品。
映画は見る人の考え方や年齢などで感想が大きく変わると思わされた映画でした。
個人的には邦題のラブストーリーというのが余計なイメージを擦り込んでいる気がします。
原題はOne Dayのみです。とある1日という意味になるかと思いますが、彼らにとってその日は7/15。
そんな毎年の7/15の物語。
評価が極端に分かれますが、低評価の方の意見は大体こんなのありえない。とか死ぬ意味が分からないとか急に好きになってこんな展開は現実にないだとか。
むしろ彼らは最初から最後まで愛し合っていました。だから最初と最後で繋がる訳です。
だけど彼女は勇気が出ない。
彼もモテるばっかりにフラフラ他に目が行っちゃう。でもエマはいつでも特別でした。
男だったら少なくとも分かるはずです。それを映画だから極端に描いているのです。
僕から言わせれば個人の人生観で映画を評価すること自体が分かりません。
ユーモラスあり、切なさあり、そして悲劇あり。映像もいいし、ストーリーも素敵。変に気取ってなくて素直ないい映画でした。