「親友」という概念を変えられた。
軸のないクズ男と、それを断ち切れない、野墓だけどピュアな女の物語。
なんだかんだセックスフレンドだった二人が、行き場をなくしてくっついたのかと思いきや、最後の最後で伏線回収されてしまった。
二人には絶対に「愛情」もあったと思う、それを感じることができるシーンが、実はたくさん隠されてる。
洋画でよくみる男女の恋のシーンはどこか軽々しいというか、非現実的に感じてしまうことがあったのに(日本の私からするとあまり理解できない部分が多かったのだけど)2人のもどかしい雰囲気は、何故かとてもリアルに感じた。
「あの日」を軸に渦巻いていく物語
近くて遠い、そんな二人を描いた映画