このレビューはネタバレを含みます
チャイコンだけが目当てで、公開当初に観ました。
大学1回生。自分自身、学生オケに入ったばかりの頃。
記憶にあるのはやはり演奏シーン。
メラニーロランものすごく練習したのだろうとは感じたのですが、
バイオリン奏者として、この曲に思い入れがある身としては、物足りなかったです。
こんなサラサラ〜って弾けるものじゃないんです。汗は飛ぶし、弓だって切れるくらい全身全霊でパワーを使う曲。。その気迫と感情が感じられなかったのが残念でした。
彼女以上に指揮者が問題だったけど。
そもそも本番までがグダグダすぎて30年越しの楽団員たちの想いってそんなもん?って感じてしまった。。
ただ、音楽自体は素晴らしくて、感動してホロリした。
メラニーロランの演技に対して偽りのないところも好き。