わんだーうぉーる

サマータイムマシン・ブルースのわんだーうぉーるのレビュー・感想・評価

4.2
2022年104本目。

「もっと評価されるべき審議会」で、佐久間宣行の勧める映画の紹介の時に話題が出て、興味を持ち鑑賞。
そう言えば嫁の大好きな作品だった。

「ドロステのはてで僕ら」も必ず観ます。

~~ストーリー・解説~~

「交渉人 真下正義」の本広克行監督が惚れこんだ京都の劇団『ヨーロッパ企画』の芝居『サマータイムマシン・ブルース2003』を、自ら初プロデュースも手がけ映画化。

タイムマシンを巡って思いがけない事態に巻き込まれる学生たちの姿を描く青春コメディ。出演は映画初主演となる瑛太、ヒロインに「スウィングガールズ」「亀は意外と速く泳ぐ」の上野樹里。

夏休み中のとある大学のグラウンド。炎天下の中、「SF研究会」の男子学生が野球をしている。ピッチャー小泉(川岡大次郎)大暴投、空振りする甲本(瑛太)。新見(与座嘉秋)はボテボテのゴロをトンネル。代わったピッチャー石松(ムロツヨシ)は、力強い投球でバッター曽我(永野宗典)にデッドボール。そんなユルい風景をカメラクラブの女性部員・伊藤(真木よう子)が写真に収めている。いつもと同じ、夏のけだるい一日。SF研の部室には様々なオモチャやゲーム、石松があちこちから集めてきたガラクタが所狭しと置かれている。みなSFの研究などせずに、クーラーのある部室で涼みながら、だらりと夏休みを過ごしているのだった。────

※映画.com(https://eiga.com/movie/41270/)より

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これは…凄い。

前半「?」と思うような箇所(基本的に超くだらない)が伏線になっていて、後半見事に回収していく。
観ていてとても気持ちが良かった。特に河童様。

田舎の大学生が考えそうなくだらない内容を、くだらないまましっかり創っているのが世間からの高評価の要因なのかも。

当たり前だけど2005年の作品なので、瑛太も上野樹里もムロツヨシも皆若い。
与座よしあきって懐かしいなあ。解散したんだったけか。真木よう子の色気よ(笑)。

升毅がなんだか分からなかったので、次回観る機会があればそこを重点的に観たい(どうやら神様らしい)。

好き嫌いが分かれる作品だとは思うけど、自分は好き。

観て、満足でした。
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