ジョージ・クルーニーは今のハリウッドを代表するスターであることに間違いはなく彼の周りには沢山のハリウッドスターやスタッフ達が集まってくる魅力的な人物らしい。
まさに今の映画界の兄貴的存在なのだろう。
本作はそんな彼ならではのゴージャスなスター共演の素敵な映画に仕上がっている。
この映画は大ヒットしたフランク・シナトラ主演の「オーシャンと11人の仲間」のリメイクなのだがクルーニーはかってのシナトラの位置にいるということなのだろう。
元嫁であるジュリア・ロバーツとの会話。
オーシャンは彼女に未練がそうとうあり今の彼氏をけなす。
「奴は君を笑わせてはくれないだろう」
「でも泣かせることはないわ」
仲間達には頼られながらも随分と駄目人間であるオーシャンの人柄が分かる美味い台詞だと思った。