キキ

モンスターズ・インクのキキのレビュー・感想・評価

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)
3.7
U-NEXTで鑑賞。

久々に観ました〜。
この作品が2000年初期のものと考えると、映像のクオリティは勿論、色々と凄すぎますね…さすがピクサーー!!!!

様々なモンスターが暮らすモンスターワールド。
大企業モンスターズインクでは、彼らの生活のエネルギー源でもある〈子供の悲鳴〉を集めエネルギーとして供給する会社。
主人公サリーは、会社の怖がらせ屋のエースである。
モンスター達の世界では子供は病原菌を持つ恐るべき存在であったが、ひょんな出来事から彼らの世界に人間の女の子が来てしまい、それをサリーは匿ってしまう。
彼女とサリー、そしてサリーの相棒マイクはどうなるのか?

ディズニー作品に出られる俳優さん、芸人さんの声優はどうしてこうも魅力的なのでしょうか。
サリー(石塚さん)×マイク(田中さん)
サイコーです!
マイクのコロコロと変わるテンション、表情は大人になった今でも見ていて飽きません。
思わずクスッと笑ってしまう。

子供の悲鳴が生活のエネルギー。
モンスターは怖がらせることでエネルギーを獲得する。
モンスター社会の仕事としてよく考えられたストーリーだな〜と思います。
でも、結果として子供の笑い声の方が強いエネルギーを得られるというオチに
ディズニーらしい幸福的パワーを感じます。
モンスターって怖くて、嫌な物で…みたいなイメージだけど、本当はそうじゃないかもって思わせられる。

怖がらせ屋としてサリーはエースだったけれと、笑わせる事がエネルギー獲得に良いのだ!となってからは、マイクが活躍するのが個人的に胸が熱いです。
モンスターズ・ユニバーシティが見たくなる〜!!

物語冒頭で失敗ばかりだったモンスター達が、笑わせることが大切になってから大活躍するのも良いですよね。
物事って多面的だな〜と思います。
ある場所では活躍できなくても、ある場所では輝けるなんて!

ピクサー作品の中でも特に好きな作品です。

何年も経ってブーが大人になっても、サリーはきっと彼女のドアの木を大切に持ってるんだろうなあ。
キキ

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