マッシュroom

銀蝶渡り鳥のマッシュroomのネタバレレビュー・内容・結末

銀蝶渡り鳥(1972年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

3年の刑期を終え出所したナミは
ホステスのスカウトをしている隆次の力を借り
銀座の街に身をおくホステス小枝子という女性の居所を教えてもらう。
病気療養中で働けないという小枝子の現状を知ったナミは
手にした給料を小枝子に手渡すよう隆次頼むが…






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          ネタバレになるので
  ↓  作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓





我慢できねーよな…
路地裏にたたずむ隆次に
そっとうなづく愁いを帯びた銀座の蝶
ほどける髪、血に染まったかのような雨に滲む赤いネオン
着物に和傘、水も滴るいい女に心がしっとりするよ。
渡り鳥は塒へ帰らなきゃ、子供の頃からずっと私達、渡り鳥だもんね。
帽子にそっと触れる姿が優しくて好き。
一か所だけ残してあるから、こすったりこすられたりしようよ♪
ツケも払わず胸元にそっと顔をうずめ由利徹ちゃんと
昭和のすたれたようなパンチあるフラワーメグ
脇を飾る役者さんも素敵、
正直全然期待してなかったんだけど観て良かった。