午後ロー
‘00の「隣のヒットマン」「アンブレイカブル」に続き本作、ブルースウィリスが良かった最後の時期なのでは。これ以降はチョイ役でB級に出まくる暗黒期。
劇場で字幕で観た時は掛け合いや言い回しが良かったのだが、吹き替え版は最悪。
悪役も二枚目もいけるビリー・ボブ・ソーントンがあえて神経質で冴えない役をやっているのが肝なのだが、吹き替えだとセリフがダサい。言い回しが変。
さて作品自体は軽妙なクライムコメディ。冒頭から繋がる伏線回収もうまいし、音楽も悪くない。シンボリックに流れるU2の「ビューティフルデイ」が作品と調和していて良い。
当時のデートムービーであり、いま観るとちょっと内容にしては尺が長くて途中飽きるかも。コメディ俳優としてのブルースウィリス好きにおすすめ。