画面いっぱいに画布と筆の動きが写し出されて、段々と一枚の絵が完成されていく様子を追う。ひたすらその繰り返しで、ピカソ自身が映ったり語りが入るのはトータルで10分くらい。
前半の水彩でも十二分に面白いけど、油彩になる後半は段違いの見応え！
「これはひどい、どんどん悪くなる。心配無用だ、最後にはもっと悪くなる。」に笑った。
当時75歳だそうですが、一晩中描いていられると。すごい。
この撮影のためだけに描かれた約20点の作品達はその後破棄されたそうで(勿体ない！)この映像でしか見れないという事から、本作自体がフランス政府から国宝に認定されてるそうです。
国宝の映画なんて初めて見たし、もう他に見る事ないだろうな〜。
