らりる

パプリカのらりるのレビュー・感想・評価

パプリカ(2006年製作の映画)
4.0
昔観たけど映像の凄さだけが印象に残って内容は、ほぼ覚えてなかったので鑑賞。

内容は意味不明な所もあり理解力が乏しい自分には結構難しかったけどアニメでしかできない表現や世界観を楽しめる作品としては、すごく好きだった。

不気味で不快で怖いんだけど、美しくどこかエロティックで、ずっと目が離せない。

現実世界の氷室は寝たきりで、ほぼ台詞はないが、すごくインパクトの強いキャラ。
人形が好きすぎて自分も人形に?しかも女の子になっちゃう所とか、氷室の部屋もだし、時田への嫉妬?やゲイだった?事を表すシーン…氷室の存在が、この作品に不気味さを与えていると言うか…

小山内とパプリカの会話の中でも、その体で…と言ってるし、小山内は嫌だったみたいだけど、会長と小山内のハニートラップに引っかかったんだろうなぁ…

別のシーンで小山内と会長がバスローブ姿でベッドに居たシーンも唐突すぎて「???」ってなったけど、原作では、そう言う関係なのね…

小山内は敦子が好きだったみたいだから、敦子を手に入れる為とは言え、自分の体を犠牲にして、しかも多分バイでもないのに、そこまで出来るのも凄いな…


声優さんも全体的に豪華なんだけど、小山内の声が山ちゃんの時点で、絶対ただの助手じゃないって分かる。
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