いのさん

パプリカのいのさんのレビュー・感想・評価

パプリカ(2006年製作の映画)
4.3
《〜夢現〜 狂気と奇想天外の騒ぎ》

(あらすじ)
精神医療研究所に勤める美しきサイコ・セラピスト、千葉敦子は、極秘セラピーを行う時、“夢探偵パプリカ”となって他人の夢に入り込み、心の秘密を探り出していく。そんなある日、敦子の同僚で天才科学者の時田が開発した画期的サイコセラピー機器“DCミニ”が盗まれる事件が発生する。それは悪用されれば他人の人格をも破壊する危険があった。そして、その不安は的中し、所内に次々と犠牲者が出始める。
敦子達は犯人の正体・目的、そして終わり無き悪夢から抜け出す方法を探るSFサイコサスペンス。

大学の授業の一環として視聴。
ずっと観たかった映画だけに生協でソフドリとじゃがりこ買って万全の体制で観ました。笑
映画館より広くて、しかもスピーカーが4箇所に設置してるから音質良いし癖になりそう。

あのレオナルドディカプリオ主演の有名な映画「インセプション」の監督クリストファーノーランもこの日本アニメからインスピレーションを受けたと話しているから驚きである。
ハリウッドでは真新しい設定であった夢をテーマにした映画であったがその元ネタがパプリカだったとは、日本アニメ恐るべし。

世界観が凄く好きで”夢”という不確定要素や未だに謎が多いテーマを題材にしているあたりが面白かったです。(昔はイラストが怖すぎて手が出せませんでしたw)

観終わった後はわけ分かんねーよっていう学生が大半だったけど、なぜかうちの姉はこの映画を気に入ってたからやはりそういう血筋なのではと確信しました。笑

それにしてもこの学部は授業でたくさん映画を観れて、図書館に映画ブースまであって最高ですな。記録。
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