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荒原の女のlemmonのレビュー・感想・評価

荒原の女(1948年製作の映画)
3.9
心暖まる。


西部劇だが、ラブコメディと呼びたい。
ミッチャムとホールデンの取っ組み合いの喧嘩。それを罵倒するヤング。

生意気な子供にも叱咤。頼もしい。


物語には驚く。妻を亡くしたホールデンが家事と息子の教育のため奴隷女を買い、体面を保つため結婚する。そんなのあったのか、この時代。


ミッチャムの存在が重要。
わかるわあ〜、ギクシャクしてたホールデンとヤングがミッチャムを挟むことで距離が縮む。ホールデンにしてみたらヤングがどれだけ大切な存在か、、、というより惜しくなったんだな。


冒頭はヤングが謙虚に振る舞い、ある種ホールデンとの主従関係にエロさも感じたが、想像に反し、ラブコメ要素が徐々に強くなる。そしてラスト。いきなり西部劇に戻ってアクション😅


目を瞑るところもあるが、このキャストにテンポの良さもあってとても楽しかった!
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