しー

ハンニバルのしーのレビュー・感想・評価

ハンニバル(2001年製作の映画)
2.0
ハンニバルが好きな人が知り合った中の人に2人いて、見てみた。

けど、見て思った。
なぜ数多くの映画の中でこの映画が好きなのか理解できなかった。

私が感じたこと。
こういう系統の映画が好きな人は自分の中の飢えと興奮を満たすために見ているような気がする。
人ってそもそも残酷だから
こういうのが好きなのかもしれない。
昔は残酷な死刑も民衆にも公開してたし、
キリスト十二使徒の中にも残酷な死刑は描かれているし。その時代では普通な事かも。

残酷で奇妙なものを見て神秘さや美しさを感じる人って多いよね。
儀式も誰か又は何かの命を捧げるパターンが多いし。

私はグロいものが苦手だし、嫌いだから
後半は映像見なかったけど。
怖いけど、こういうのを見て自分の何かが満たされたり、興奮を味わう人は多いんだろうなって思った。
そもそも人間は本来残酷さが本性だし。
今は日常でそういうのを目にしないから残酷だと思うだけなのかもしれない。
自分が食べる肉さえも自分で狩らずに
売ってるものを食べるだけだし。
その肉の本当の正体を知る人もいる。


現代人だと狩りをしなくなった人間って自身で自覚しないでも飢えてるのかな?
このシリーズが長く続いてたり、
ミッドサマーがヒットして評価が高いのもそういう証拠な感じがして私は怖くなった。
しー

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