Kです

ハンニバルのKですのレビュー・感想・評価

ハンニバル(2001年製作の映画)
3.8
シリーズで4作品あるんですね。
羊たちの沈黙から始まり、レッドドラゴンとかライジングとか。
この辺よくわかっていないのだが監督、脚本、毎回違う人が務めている。これはどういうことだ。
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誰もが印象深く感じるであろう生きたまま頭蓋骨を剝がされ、脳を露出させた男のラストシーン。ラスト10分はホラーそのものに感じた。ただグロテスクとかでもなく、ひたすら不気味な映像。脳露出男が目の前で自分の前頭葉を抉られ、調理され食わされる。

役者のアンソニーポプキンス、これ生き辛くならないか笑
勿論、ポプキンス自体何も悪くないのだ。ただ役になりきって演じているだけで完全に顔が不気味笑 人物はレクター博士、かなり頭のキレるシリアルキラー。実は過去に精神科医で貴族の出身でもあると言う。持ち前の賢さと敢えて制御しない理性、彼にとってそれは芸術で悦び。普段の穏やかな姿と本能的に行う快楽殺人、そのバランスがとても不気味。

今まで殆どしてこなかった本を読むとか、些細な理知的活動に目覚めてしまった私なので少々刺激的な深夜を過ごした。
Kです

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