ren

ハンニバルのrenのレビュー・感想・評価

ハンニバル(2001年製作の映画)
4.0
禁断

バッファロー・ビル事件から10年後。メイスン・ヴァージャーは刑務所から脱獄したハンニバル・レクターの行方を追っていた。当時レクターと接触していたFBI特別捜査官クラリスはレクター捜査に復帰。そしてここから始まるレクターの世界。クラリスの警告を聞かないパッツィ刑事、そう、レクターは一筋縄ではいかない。レクターはどんなに捕まえても姿を眩ます、、

羊たちの沈黙で書いていたレクターの絵は迷える子羊を抱く、女神に見えたが、
ハンニバルでの手紙の絵は妖艶な裸婦が描かれていたが、僕には女神ではなく人間の女性として描かれていたような気もしました。レクターはクラリスに心を許し、晩餐での最後の行動がそれを表してると感じた。一見サイコパス映画に見えるが深い。悪魔が人間に恋をし、願わくば人間に回帰しようとしたと僕は捉えました。物語の捉え方は人それぞれだと思います。また別の捉え方もあると思います、だからこのシリーズは深い、そして面白いと僕は思いました。グロすぎるシーンもありますが。。
ren

ren