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ロッキー4/炎の友情のaのレビュー・感想・評価

ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)
3.5
誰かのために、自分のために、part4

それでも負けない男。

今作もロッキーの下から去った友のために挑んだ不可能な試合。マンネリ化は否めないが、かもなく不可もなくレベルなので、一応よしとしよう。

90分でテンポ良くドンドン進んでいく展開は嫌いじゃない。全シリーズで一番短尺であるも、苦しいシーンの連続。夜の運転シーンの回想は今までのロッキーの人生の思い出。アポロを倒した日、アポロとトレーニングした日々、エイドリアンとの生活、ミッキーの一件。自分を責めるような眼差し。やりきれない表情。流れる音楽と重なって、苦しくなる一方。
そして最強にして最恐の敵ドラゴ。体は規格外にデカく、パンチ力もバケモノ。でもロッキーはやってくれる。もう少し展開ひねらない?と思いつつも、もういいや、と妥協と言う名の満足をしている自分もいる。

これでいい。これがいい。
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