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イ・ムヴリーニのRINのレビュー・感想・評価

イ・ムヴリーニ(1996年製作の映画)
2.7
「国民意識形成の際に弾圧された地方文化(コルシカ島の音楽)の復興を図る(ただしこれは反体制ではない)」というのがテーマなのかなと思います。
即興ポリフォニー(対話)の伝統が廃れたことで、政治に関する対話ができなくなったということも言いたいのかなとも。
また、モノクロの絵が綺麗でした。

エンタメ化には失敗してる感じもしますね。ちょっと退屈でした。

あと、音楽と映像の調和も上手くいってない気がします。
NHKの名曲アルバムっぽいかな?
ミネリの「若草の頃」と比較するとやや残念な感じですね。
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