やっぱりカルカン

メン・イン・ブラックのやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)
3.7
2021/2/11 テレビ東京「午後のロードショー」の録画を視聴。有名な作品なのに初見。
オープニング・クレジットで「製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ」の表示に衝撃を受ける。そうだったのか、全然知らなかった。
そう言われてみれば変な生き物や気持ち悪いヌルヌル、ちょっとユーモラスな敵やエイリアンなど、随所にスピルバーグらしさを感じるような気がする。人気シリーズになったのも頷ける。

実は結構前に2と3を先に見ておりどういう映画かは知っていたのだが、JがMIBに入った経緯や警察官時代の様子が見れて嬉しかった。
ウィル・スミスもトミー・リー・ジョーンズも若い!パグ犬のフランクが1から登場してた事にもびっくり。

予想外だったのは、今まで何で一度も見なかったんだろう?と思うぐらいのネコチャン映画であること。上品な老人に大切にされている可愛らしい茶白のネコチャンが登場した時は嫌な予感しかしなかった。きっとあの気持ち悪い奴に殺されるんだろう、この後恐らく丸呑みにされるんだろう、とか考えていたら…猫好きの皆さんご安心ください!ネコチャンは元気です(^ω^)

本作はちょっとしたテラフォーマーズみたいな映画でもあって、猫大好き・虫(特にG)大嫌いの私にとっては最高のシーンと最悪のシーンが交互にきて脳内に強烈に焼き付いてしまいました。いつも見た映画の内容をすぐ忘れてしまうのですが、これは刺激が強すぎて当分忘れることは無いと思います…
そういえばインディ・ジョーンズでも大量のGに埋もれるシーンあったよね。スピルバーグは好きなのかな??大量の虫(特にG)が…

それにしてもニューラライザー欲しいな…素晴らしいアイテムですよね。都合の悪い記憶だけ消せたらいいのに。
もしニューラライザーがあったら面白かった映画をまた初見状態で楽しむのもいいなぁ。

ラストは意外だったけど、シリーズがこれからも続くと分かっているので安心して見てられる。テンポもいいしスカッとする映画で面白かったのでまた5年後ぐらいに見たいと思った。