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おと・な・りのkotoのレビュー・感想・評価

おと・な・り(2009年製作の映画)
4.8

好き。良いって聞いてて、ずっと観ようと思っていたのに、落ち着いた静かな映画が苦手で伸ばし伸ばしになってたのをさいきんぐんぐん自分のなかで好きになってた麻生久美子みたさで借りたら最高だった。

岡田くんそんなに好きっていうわけじゃないけどハマってた!すごく格好良くみえた、カメラ持つ横顔とかふとした表情がとにかく素敵。ジャニーズの方だけどいい意味でアイドルらしさのないいい俳優さんだな〜ておもいます

直接かかわることはないけど、生活のなかで生まれる二人の音にお互い救われたり、それが日常になっていったり、不器用でもどかしいこの距離感にスッゴイきゅんときた

それと、はっぴいえんどの風をあつめて がとにかく良い!思わず口ずさんだ。。。偶然と運命が良い感じに折り重なったこのふたりの関係がほんとにすてき、(それで岡田くんが麻生久美子のこと気づくとことかうまい)

カメラワークとか画のレトロでちょっとフィルムっぽい雰囲気とか、ふとしたときに流れる音、はじめのシーン、麻生久美子の着てる服がいつもいつも凄いかわいいこと、贅沢ではないけど憧れちゃうような生活感(餃子のシーンとかちょう真似したくなった ) すべてがセンス良くて心地よかった。

谷村美月は相変わらず強烈にインパクトある女優さんだし、岡田義徳さんの安定のクズっぷりもさすが笑 、池内博之さんは久しぶりにみたけど相変わらず雰囲気のある俳優さんでカッコいい〜!岡田くんとのラストのシーンが絵になっててすてきだった。

ラストはちょっと現実味はないけど、ここまでやって正解〜!ってくらいキュンキュンした、、とりあえずエンドロールが秀悦すぎる。。音だけっていうのがもどかしくて、直接的じゃないかんじがセンスある!、すごいよかったです(同棲シタクナリマス。。)

麻生久美子の破壊的なかわいさ、監督のセンスのよさ、キュンキュンの持って行き方、すべてさんじゅうまる◎

普段静かな映画みないひとでもおすすめなすきな邦画ランキングランクインした映画でした〜〜(返すまでにもっかいみる)
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