星降る夜にあの場所で

見知らぬ人の星降る夜にあの場所でのレビュー・感想・評価

見知らぬ人(1991年製作の映画)
4.5
プロットは大好きだったアニメ「まんが日本昔ばなし」にでもありそうなシンプルなヒューマンドラマなのですが、非常に後を引く感慨深い秀作。
日本でポピュラーなオプー三部作のようなストーリーに加えて美映像をも堪能するような作風ではなく、7割方は室内での会話劇で構成されています。
公開当時本作を観ながら、仕事がら全国に出張に行っては(隣に住んでいた)、必ずその土地のキーホルダーを買ってきてお土産話を聞かせてくれた癌で早世した叔父を思い出し目頭が熱くなったっけ…
「ビッグ・シティ」と「チャルラータ 」は昨年Blu-rayが発売されたことだし、レイの遺作である本作もそろそろソフト化して欲しい。