Ark

ミセス・ダウトのArkのレビュー・感想・評価

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)
4.2
2023-162
オリジナリティーを出しすぎて声優の仕事をクビになったダニエル。ある日、以前から夫婦間の問題を抱えていた2人は離婚することになり、3人の子供とは母親である妻よりも親しいが離婚に伴い養育権を妻に取られてしまう。しかし、妻が家政婦を募集していると知ったダニエルは、女装して家政婦ダウト・ファイアとして子供たちに会いに行く。
家族のカタチや家族愛を描いたハートフル・コメディ。


ロビン・ウィリアムズの声のレパートリーの数が多くてビックリ。顔立ちが良い人そうすぎる(笑)

女装してるけど時々男の声が出たり、素足がチラリするのが面白い。

調査員のばあさんが来た時もレストランのときもそうだけど、2役を同時になんとかしようとして、それがまぁまぁなんとかなってるのスゴすぎる(笑)

ダニエルの子供たちへの愛、どうしても会いたいっていう切実な気持ちが胸熱。
母親も子供を愛してるんだろうけど、仕事漬けで子供との時間をろくに取ってなかったくせに、離婚となれば養育権を求めるのは変な気が。
最後の方で精神異常者扱いされてたのは申し訳ないけど笑っちゃった(笑)

正統派コメディで下ネタがないのがいいところ。最後にダニエルが語る「家族には色んな形があるけどそれでいいんだよ」的なメッセージが本作の伝えたかったことかな。

ボンドになる前のピアース・ブロスナンがスチュワート役で出演してるの気づかなかった。
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