郁哉サム

漫才ギャングの郁哉サムのレビュー・感想・評価

漫才ギャング(2010年製作の映画)
2.9
品川さんの漫才にかける熱い思い。
あと芸人という明確なステータスが分からない立場における葛藤を描いた作品。

【品川祐氏の実力…】
僕は腐る程色んな芸人さん、漫才師を見てきたが、品川さんの実力は5段階で3.5程である。
喋り方、ネタのチョイス、ボケの質、スピード…どれを取っても並よりちょい上程度。
しかし+αの魅力に関する部分が足りない。
漫才とお笑いに対する気持ちは分かるが、万人ウケから突き抜けないのが特徴なんだろうなと思った。

【見所は吉本の力(笑)】
出演者の大部分が吉本芸人というネットワーク力が映画を作る上では適していたかな。
あとは漫才のシーンはボケ方、動き、間の使い方、演出してるからだろうけど全部品川さんにしか見えなかったな(笑)

【思い出づくりなのかな?】
映画業界を良くする訳でもなく、
一流の物を作る訳でもなく、
あくまでも自己満足な傾向にみえた。
だからこれを観たから人生観変わるとかないです。
普通でした。
郁哉サム

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