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ミニヴァー夫人のtaroのレビュー・感想・評価

ミニヴァー夫人(1942年製作の映画)
3.0
1939年イギリスのとある地方、中流階級の家族は懸命に生きていたが、戦争に巻き込まれ、日常が脅かされていく的なお話。

反戦映画だと思って良い印象で見てたけど、ラストの教会の演説で、戦争は戦場だけで起きているのではない立ち上がれ民衆たちよ、的なこと言ってて、一気に引いた、後で調べたらやはりプロパガンダ的な映画だったみたい。戦時中の映画だし、時代背景もあるよね、ウィルアムワイラーさんでもそういうのあるんだ。でもこれまで見てきた洋画の戦争映画って戦地がメインなものが多かったけど、そこは映さずに、人々の暮らし側を映すっていうのは他にはない点かなと思った。あとはバラの審査会での、おばあちゃんの決断のシーンが印象的、キャロルとヴィンとの出会いもだけど素直さが見えてよかった。
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