20231011-240
1939年夏、ロンドン
原題:Mrs. Miniver
原作:ジャン・ストルーサー
監督:ウィリアム・ワイラー
建築家クレムの良き妻ミニヴァー夫人(グリア・ガースン)
典…
このレビューはネタバレを含みます
ふたりのミニヴァー夫人が、共に凛としていて素敵。
防空壕の中で、子供の寝顔を見ながら珈琲を飲んで、穏やかに会話する夫婦の姿がとにかく印象的だった。
会話のスピードもゆったりとして切迫感を感じさ…
2023.9.13 Prime Video
グリア・ガースンやテレサ・ライトの女優陣の演技が特に優れた作品だった
最後の牧師の言葉は心に沁みるものがあったが、反面観る者の戦意を促す言葉であったのが意…
防空壕のシーンは、セットを用いた撮影とはいえ、ヴェトナム戦争報道が戦争の実態を突きつけるのに先駆けること20年、映像媒体が戦争の悲惨さをスクリーンに描いた先駆けだと言えるかもしれません。
このシーン…
反戦映画と思いきやプロパガンダ映画だったのでびっくり。登場人物たちがみんな素敵でまるで身内のように感じてしまっていた程だったから、もし私が戦時中にこれを観たら敵国を恨み愛国心に燃え奮い立ってしまって…
>>続きを読む第15回アカデミー賞作品です。二次世界大戦中にイギリスで製作された映画で、家族を守りながら戦争に立ち向かう女性の物語でした。
戦争映画と言えば旦那または息子が戦死しちゃう反戦映画が定石と思っていま…
戦争映画
戦争に巻き込まれる一般の人々に焦点を当て、暮らしの変化や不安を丹念につづる
1939年、ロンドン郊外の村
建築家の夫を持ち、3人の子の母であるミニヴァー夫人は幸せに暮らしていた。
大…
のどかな風景、日常、家族愛
いい映画です、でもみるんじゃなかったな、となる厭戦もの
グロテスクなシーンは一切ないけれど、
戦争ってこういうものだな、戦場以外の空しさが強く感じる
プロパガンダと…
非常に上手いし、楽しく見れたが、最後のオチはプロパガンダ色がかなり濃いし、戦争そのものを批判する姿勢から無理矢理戦意高揚を目的とするものにねじ伏せられた感がある。これはこれで時代精神を反映した作品と…
>>続きを読む